☞その他の指定された条件例 ・指定のターゲットプレート使用 ・測定対象物の反射が強く、もしくは 弱く測定に適さない場合 (金属や濡れたコンクリートなど)※1~5:ISO16331-1光学部品および光学機器ー測量及び建設用機器の試験基準- パート1:携帯レーザーの性能に基づき、それぞれ以下の条件下で適用されます。※1:測距に適した環境下:反射率100%(白く塗られた壁)、周囲に強い強い光がないこと、適温時。※2:測距に適さない環境下:反射率が低いターゲット、周囲に強い光がある、高温や低温時。※3:D2・D110・D1公差は95%の信頼性で0.05m(D110・D1は0.2m※6)~5mで適用されます。測距に適した環境下では、最大測定公差は5m以上で0.1mm/m悪くなる場合があります。測距に適さない環境の場合、最大5m以上で0.15mm/m悪化することがあります。※4:G05・G03・X4・X3公差は95%の信頼性で0.05m(G05・G03は0.1m)~10mで適用されます。測距に適した環境下では最大測定公差は10mから30mで0.1mm/m、30m以上で0.15mm/m悪くなる場合があります。測距に適さない環境の場合、最大10~30mで0.15mm/m、30m以上で0.2mm/m悪化することがあります。※5:S910・D810touch・D510公差は95%の信頼性で0.05m~10mで適用されます。測距に適した環境下では、最大測定公差は10mから30mで0.05mm/m、30m~100mで0.1mm/m、100m以上で0.2mm/m悪くなる場合があります。測距に適さない環境の場合、最大10~30mで0.1mm/m、30m~100mで0.2mm/m、100m以上で0.3mm/m悪化することがあります。※6:最短距離0.2mは測定基準位置を後端とした場合です。(指定のない製品は先端基準です)これまでレーザー距離計には日本産業規格(JIS)のような規格が存在せず、守るべき基準がありませんでした。このため、各メーカーの自己基準による“精度基準が異なる”製品が市場にあふれていました。誤解を招く表現や不正確なデータが市場に増え続けることは、製品への不信感や実測時の重大なミスを引き起こしかねません。このような背景から、レーザー距離計のパイオニアであるライカジオシステムズ社を中心にレーザー距離計の新しい国際規格が策定されました。ISO規格16331-1は、レーザー距離計の測距精度と範囲を見極めることができる唯一の規定です。このISO16331-1には、精度や測定範囲に関わる情報をどのように示すべきか、測定手順はどうすべきかが詳細に定義されています。これにより、同一基準のもとで製品の比較が可能となります。レーザー距離計の測距精度と範囲を規定した唯一の規格ISO16331-1により“ライカディストシリーズ”および“タジマレーザー距離計”は下記条件での性能を保証いたします。表示精度は5m、10mまでの性能です。それ以降は下記の条件で悪くなる場合があります。“タジマPシリーズ”はタジマ社内規格に基づき下記条件での性能を保証いたします。 ※7 測距に適した環境下:白く塗装された壁、周囲に強い光が無いこと、適温時。 ※8 測距に適さない環境下:反射率が低いターゲット、周囲に強い光がある、高温や低温時。 ※9 D=距離。公差は90%の信頼性で適用されます。 ※10最短距離0.5m(0.7m)は測定基準を後端とした場合です。※1測距に適した環境下 (主に屋内での測定を想定) ・測定対象は白い壁 ・周囲に強い光がないこと ・適温時国際標準化機構規格ISO16331-1適合品※2測距に適さない環境下 (主に屋外での測定を想定) ・周囲に強い光がある ・反射効率が低いターゲット ・高温や低温時84ISO規格による信頼性のある測定精度レーザー距離計の測距精度と範囲を規定した唯一の国際規格
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